私共、日赤美園分団は昭和33年６月の結成以来、歴代の分団長のもとに奉仕活動を続け、平成21年には創立50周年を迎えることができました。
昭和38年には皇居勤労奉仕にも参加し、以来十数回の奉仕活動を行ってきました。
　創立20周年の記念事業として、独居老人の方々に手作りの座布団を贈呈いたしたものでした。
旧連絡所のまわりの草取り、又会館のガラス拭き等、今は懐かしい思い出となっています。
　年に一度の北海道神宮祭に合わせ、美園交番の清掃奉仕も、現在も続いています。かつてあしりべつにありました障がい者施設への奉仕も、月に一度ですが、20年程続いています。
現在は白石区の川下に移転をいたしましたが、バスに乗り30分程かけて通っています。勿論お弁当持参で、山の様な洗濯物を整理してホットして帰路につくと言った所です。
　炊き出し訓練にも取り組み、ハイゼックス（特殊ビニール袋）にお米を入れ空気を抜いて熱湯で30分でご飯の出来上がりです。これは72時間保存が可能で災害時には必要なものと考えています。
　奉仕活動も様変わりしており、私たちもその都度、研修会講習会に参加してニーズに合わせる努力をしながら、ご多聞にもれず分団員も高齢化が進んでおりますが、 赤十字の奉仕活動は元気の源とばかりに、しゅくしゅくと進めています。
　昔の事を思い起こすと数限りがございませんが、赤十字の人道博愛の精神に基づき、明るく住みよい社会を築いていくために必要な、実際的事業に奉仕することを目的としています。
　奉仕には無理をせず長く続けられること、そして、奉仕活動をやり終えた時の達成感・充実感、私達はそれがなにより嬉しい事なのです。
すべての人の幸せを願い、影の力となって人々に奉仕する事が、どこかお役に立てているのでしたら、それ以上の幸せはないのです。分団員は皆同じ気持ちで奉仕活動を行っています。
そして、地域の方々の日赤募金への協力が最も重要な事でございます。今後共よろしくお願い申し上げます。
　みんなと共に生きる“人間を守るのは人間だ” と言うのが、日赤の標語になっています。私たちも住みよい美園であります様に願っています。