さっぽろわくわく商店街


由来・日因縁・ミニヒストリー


商店街の歴史をシリーズでお届けいたします
■■ 第32回 栄町中央商店街振興組合 ■■

「栄町中央商店街」とは東区の<東8丁目篠路線>を挟んだ北38条から、北42条東7・8丁目が中心の商店街です。

◆東区のあゆみ
大友亀太郎

大友亀太郎
 東区(旧札幌村)の始まりは、慶応2年、大友亀太郎(おおども かめたろう)が幕府の命を受け、伏籠川のほとり(北13条東16丁目付近)で開墾に着手しました。
 その後、明治3年、札幌村には新潟県から22戸の開拓者が入植し、庚午一の村(苗穂村)と庚午二の村(丘珠村)には酒田県(現在の山形県)より66戸の開拓者が入植して開拓されました。
 開拓当初は雑穀中心の農業を営んでいましたが、やがてリンゴやブドウなどの果樹栽培が発達し、のちに全国的に有名となったタマネギ栽培へとその足どりを変えてきました。 そして明治13年の群区町村編成により、札幌村、苗穂村、丘珠村、雁来村(かりきむら)の4ヵ村戸長役場が設けられ、昭和9年に札幌村、苗穂村、雁来村の一部が札幌市に編入されました。
 昭和19年には札幌丘珠飛行場が完成。昭和30年、札幌市と合併し、47年に札幌市が政令指定都市へ移行されたことにともない東区が誕生しました。

▲このページのTOPへ

◆栄町の誕生と
  栄町中央商店街振興組合の発足
シンボルマークのハッチ

シンボルマークのハッチ
 昭和30年に札幌市と合併した時に、それまでの町名「烈々布(れつれっぷ)」から『栄町』に変更されました。
 人口の増加も著しく、大型スーパーが出店するようになると、商店街も個別の商店がまとまって対策を考えるようになり、イトーヨーカドー出店前の昭和50年に会員約20名によって任意組合の「栄町8丁目商工会」を設立しました。
 そして地下鉄東豊線開通を契機に、立地環境変化に対する危機感から昭和60年に法人化を決定し、昭和60年4月15日『栄町中央商店街振興組合』が発足しました。
 法人化に伴い”蜂のハッチ”をシンボルに、ふれあいイベントの一環として「夏祭り」と「歳末大売出し」を実施し、住民から親しまれる商店街として新たなスタートをきりました。
▲このページのTOPへ
◆栄町中央の地域活動のあゆみ
ハッチふれあいフェスティバル

平成8年頃の
「ハッチふれあい
フェスティバル」

ハッチふれあいフェスティバル・阿波踊り
 栄町には様々な住民組織があり、昔から人々が手を取り合って地域の問題解決に活発に取り組む地域柄でした。
 商店街、町内会はもとより、交通安全母の会や学校関係の組織、老人クラブ、社会福祉協議会、防犯協会、赤十字奉仕団など様々な分野の組織が協力の輪となり「栄町中央を良くする会」を立ち上げ地域振興や、街路灯の設置など保安、安全なまちづくりに取り組んで成果を挙げています。
 そうした活動の一方で「夏まつり」は昭和60年から商店街と町内会によって、区主催とは別に地域独自の祭りを実施しています。
 壮大なパレードで沿道の観客を大いに盛り上げた「ハッチふれあいフェスティバル」は商店街役員も参加して訪れる観客を楽しませてくれました。
 また、商店街外からも阿波踊りのプロたちを招いて東8丁目篠路線(通称・北光線)に踊りの大行列が連なるパレードの様子は勇壮なものだったと訊きます。
 栄町には東区の行事を含めると、毎月のように四季折々のイベントがあります。
▲このページのTOPへ
◆人気のスタンプシール
スタンプシール

スタンプシール

旭山動物園への懸賞旅行

昨年の「旭山動物園ツアー」
での記念撮影
 『ハッチロード商店街』として親しまれている栄町中央商店街では、商店街に加盟しているお店で、期間中お買い上げ500円に1枚発行の”ハッチシール”を100枚集めると、「ふれあい旅行」へご招待や、千円札つかみどり、50万円相当の景品が当る大抽選会などにに参加できる特典があります。
 昨年は8月25日に大抽選会を開催しました。
 見事「旭山動物園ツアー」に当選された親子やご夫婦など30名が、9月11日に日帰りでツアーを楽しみ、大変好評でした。
 当日は札幌を出発後、車中ではビンゴゲームなどを楽しみ、旭山動物園では白熊をはじめとする話題の動物たちの見学と豪華お弁当を堪能し、参加者は大満足の一日となりました。
 こうしたスタンプを発行している商店街は札幌市内では大変希少となりました。
 栄町中央商店街振興組合ではこうした取り組みを続けて10年が過ぎ、今もなお多くのファンに支えられスタンプが継続しているのは、地元のお客様と商店街が密接な関係を保つべくお祭りや旅行などのイベントを通じて、お客様とのふれあいを大切にしているからこそ愛される商店街になり得るのでしょう。
▲このページのTOPへ
◆栄町中央商店街振興組合の現在
ハッチふれあいフェスティバルの役員さん

平成5年頃の「ハッチ
ふれあいフェスティバル」役員


七夕祭りの街頭

今年も開催される『七夕祭り』



歩道に並ぶフラワーポット
 夏の一大イベント「ハッチふれあいフェスティバル」は現在、『ハッチふれあいロードフェスティバル』に変わって、地域住民待望の"ロードの祭典"として商店街の特色である広い歩道を活用したイベントとして、お年寄りから子供までみんなが楽しめる『ハッチ七夕祭り』を開催しています。「ローソク出せ・・・」の歌声で各店をまわる子供たちの文化を育むイベントとして、またこの街の未来を担う子供達の夢を大きく育ててゆきたいと願う大人たちと子供らの語らいの機会となって定着しています。 
 期間中商店街の通りには、色とりどりの大きな「くすだま飾り(吹流し)」が飾られ、商店の店先には2メートルの竹竿に七夕提灯飾りを設置して、笹の枝には地元の栄小学校、栄西小学校、栄町小学校の児童らの願い事や将来の夢が書かれた短冊がつるされ、通りは大変賑やかになります。
 祭り最終日には、今年で22回目を迎えるハッチシールを抽選券としたカラくじ無しの「クジ引き大会」を開催し、景品の名が書かれたクジを引く度に大きな歓声があがる盛り上がりとなります。
 栄町中央商店街振興組合は地域の皆様に愛され、親しみのある商店街を築くため、ひとり一人が手をつなぎ、全力を出し切り、ひとつ一つ地道に実行してきたそうです。
 年末には、日頃お世話になっている地域の皆様に感謝の気持ちを込めて、一年の締めくくりとして「歳末大売り出し」を実施し、店頭はクリスマスライトの演出で華やかになります。この時もハッチシールを発行し、年明けの抽選会では、昨年は吹雪のなか来てくださる大勢のお客様に、甘酒がサービスされました。
 ほかにも「きれいな商店街づくり」に貢献しています。夏の商店街がきれいで華やかに、そして道ゆく方々のこころ和み、人と人とのふれあいを生み明るい話題と四季の感動を共有できる花づくりと、歩道にフラワーポットを用意し、商店街の景観づくりと快適な街づくりの牽引的役割を担って活動しています。
 こうして四季折々、街区を華やかにして活気ある商店街に人々が集まるように、商店街と住民組織が一体となって、今後も知恵を出し合い地域のお客様が喜ぶまちづくりを行ってゆくことが、創立以来20年継承された栄町中央商店街振興組合の活動方針となっているようです。
▲このページのTOPへ
■バックナンバー一覧へ



 
〈トップページにもどる〉
 

札幌市商店街振興組合連合会
〒060-0063 札幌市中央区南3条西3丁目15番地 竹内ビル6階 011-261-9586
Copyright 2008 Sasshinren, All rights reserved.