さっぽろわくわく商店街


由来・日因縁・ミニヒストリー


商店街の歴史をシリーズでお届けいたします
■■ 第8回 豊平商店街 ■■
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豊平川に架かった最初の橋(明治4年)
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日本三大名橋といわれたタイドアーチ型の豊平橋(大正13年8月)大正13年から昭和40年まで
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馬具屋(現・豊平3条付近 大正時代)
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八二館(豊平劇場)のにぎわい(昭和13年1月)
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とよひらシール事業促進のためのお客様プレゼント「札幌上空遊覧飛行」(平成2年9月)
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大売出しの様子
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鐡一が里 とよひらふれあいまつり(平成14年8月)
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鐡一が里 とよひら職人物語(平成15年3月)
●「豊平」の名前の由来と札幌開祖「志村鐡一」

豊平という地名は、「トイェ・ピラ」(くずれかけた崖)というアイヌ語から始まったようで、「くずれかけた崖」というのは、急流であった豊平川の川岸の一部分をさして名づけられたようです。

この豊平に和人(日本人)としての最初の定住者となったのが、1857年に札幌越新道(現在の国道36号)の開削により幕府の命を受け、豊平川の渡し守兼通行屋番人(後の駅逓)として、現在の豊平2条1丁目の川畔に定住した志村鐵一(信州出身剣客)です。彼は、豊平川西岸の渡し守吉田茂八とともに、「札幌開祖の人」と言われています。

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●豊平橋と豊平の商業

かつて豊平は現在の国道36号道路開削と、札幌中心部と他町村を結ぶ豊平橋架橋によって栄えました。

農業推進地であった豊平は、開拓使設置以来、本州より室蘭港に陸揚げされた建設物資・食料品などを、札幌中心部へ荷車や馬の背、手荷車で運ぶ経由地となりました。馬宿、飲食店、食料店、馬具・農機具製造所工場、蹄鉄屋が国道沿いに軒を並べ、商業のまちとして栄華をなし、札幌では一番古い商店街であったと伝えられています。

大正時代になると、味噌・醤油、ゴム、コンクリート等の工場も連立し、また定山渓鉄道の開通による木材物資の運搬、定山渓観光起点の街として、益々栄えていきました。

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●振興会から豊平商店街振興組合へ

豊平には、創立年次不詳なるも古くから「豊平一・二丁目商工会」、「豊平中央振興会」、「豊平二条通商工振興会」等が結成されていました。しかし、終戦後の札幌の急膨張に伴い郊外はじめ各地に商店街が連立し、定鉄・市電の廃止、また大型店舗の進出によって、駐車場設備の困難な豊平商店街地域は、谷間の状態におかれ、将来取り残されるのではないかと危惧されはじめました。

そこで、昭和40年5月にともども力を合わせて商店街の発展を図るべく、今まであった商工振興会が大同団結し「豊平商店街振興会」を設立しました。

昭和56年1月18日、社会経済情勢と豊平地区の今日的発展に対応し、かつ地域住民の要請に応えるため、また、豊平地区再開発に地元住民と共に推進するべく法人化を進めることとなり、「豊平商店街振興会」を発展的に解散し、同日「豊平商店街振興組合」を設立、現在に至っています。

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●組合事業推進

振興組合創立後、総務・財務・事業委員会を設置し活発な活動を行い、商店街機能アップ事業、地域の商業活性化事業、近代化推進事業を積極的に取り入れました。組合員が視察・研修を行い、商店街の活性化・近代化推進策を講じてきました。

主に、組合の基幹事業として昭和56年10月に「とよひらシール」事業をスタート。商店街環境の変化と個店の競争力強化を目的として、発足当時は104店が加盟。以来、特色あるお客様サービス、シール2倍セールなどを実施。また、往時ほどの盛況ぶりはありませんが、振興会時代から続いている「大売出し事業」を継続しています。

昭和60年より、商店街の活性化、地域住民とのコミュニケーションの場づくりと地区の夏祭り構築を目的として「とよひらふれあいまつり」を実施。

平成10年度からは、「魅力ある街・商店街づくり」を主眼とした委員会を立ち上げ、地域生活者と連携した豊平地区の魅力あるまちづくりと、まちと調和した豊平商店街の活性化について検討を重ねました。そして、平成11年度に地域に根ざすイベントの企画実施策と、商店街活動指針となるコンセプトの確立を見い出しました。

以来、地域の生活者が相互に、この豊平で生活してよかったといえる、そして、少しでも多くの人たちが楽しめる、札幌開祖志村鐡一をモチーフにした「祭りイベント」と、下町的庶民性と歴史ある豊平で創業をし、技術の向上と職人気質を持って、仕事に取り組んでいる老舗を、地域内外に広く知ってもらうための「とよひら職人物語」を企画、実施してきました。回を増す毎に、地域団体との連携が密となり、相互の親睦もはかれ、これらの「事業」が商店街と地域の人たちの力で行なっているという認識が生まれたことから、地域と一体になった「まちづくり」が徐々にではありますが進んでいます。

今後は、豊平地区及び商店街・個店の更なる広域周知と、豊平商店街の逸品商品化による個店の販売促進策を検討し、魅力・活力ある商店街・個店づくりを目指していきます。

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